マンガ『進撃の巨人5-8巻』海外の反応「女型の巨人編」

マンガ『進撃の巨人5-8巻』海外の反応「女型の巨人編」

マンガ「進撃の巨人」5-8巻「女型の巨人編」に対する海外の評価と感想をまとめました。

前巻、マンガ『進撃の巨人』1-4巻「シガンシナ陥落&トロスト区攻防戦編」に対する海外の反応はこちら

コミック情報

  • 作者:諫山創(作者ブログ「現在進行中の黒歴史」)
  • 進撃の巨人 作品公式サイト:http://shingeki.net/
  • マンガとアニメの対応関係:マンガ5~8巻は、アニメ1期17~25話(最終話)までに相当

『進撃の巨人』5-8巻 日米アマゾンレビュースコア推移

「進撃の巨人」5-8巻 Amazonレビュースコア

日米ともに8巻に対する評価は高いが、5巻は日本での評価が低いことが伺える。

※レビューに含まれるあらすじや重複する箇所は一部省略して翻訳しています。

マンガ『進撃の巨人』5-8巻「女型の巨人編」に対する海外の反応

アメリカAmazon」とソーシャル読書サイト「goodreads」より
§5巻
Cesar Rondon
酒と女

「酒と女には気をつけろ」とはよく言ったものだ。「進撃の巨人」にも当てはまる箴言だ。「超絶美女の巨人になら食われてもいいんじゃが」と言っ放ったピクシス司令こそが酒と女に溺れてしまった良い例である。「進撃の巨人」は、巨人であれ人間であれ女には気を付けたほうがよさそうだ!

Mal

ようこそ、調査兵団へ! welcom to survey scout

Kyle Young
先行き不安

少し心配しているのが、「進撃の巨人」がある意味、「ブリーチ」化、わかりやすく言えば「ドラゴンボール」化していくのではないかという危惧である。「ブリーチ」で言えば、「卍解」、「ドラゴンボール」で言えば、「超サイヤ人」が安売りされていくように、「進撃の巨人」でも、最終的に誰もが「巨人」になってしまうのはないかという不安である。せっかく息もつかせぬストーリーが好きで読んでいるのに、ただのインフレ最強決定戦マンガになるのだけは勘弁してほしい。

Connie

HANJI! ハンジが好きすぎる。

彼女のことを紹介させてほしい。ハンジは・・・女子である。中性的な描かれ方をしているが、ハンジは女キャラである。彼女の振る舞い方、容姿、兵団員との絆、そして自分、兵団員、巨人に向ける敬意の眼差し、すべてひっくるめて彼女のことが大好き。

丸々1巻分、彼女に焦点を当ててほしいくらい。調査兵団に入ったきっかけや、リヴァイ兵長とエルヴィン団長との出会いなどをいつか掘り下げてほしい。

確かに狂っているように見えることもあるかもしれない。しかしそれもまた彼女の魅力である。

Vendea

おはよう。BITCHES。

§6巻
Diana
息子のお気に入り

15歳の息子が「進撃の巨人」の大ファンです。普段は学校の勉強のために嫌々ながら読書する息子が、マンガとは言え、自分から進んで本を読む姿を見れて、親としてすごく嬉しい。

Swirly
アルミン命

表紙絵を見た時、思わず大声で叫んでしまった。「私の大事なベイビーに何か起こったら、この町を焼き尽くしてやる!」。しかし無事で良かった。私も放火の罪で捕まらずに済んだ。

Jorge G
大ファンなら超大型版

進撃の大ファンなら、超大型版(colossal edition)をお勧めする。大学の教科書並みの大きさだが、迫力満点だ!

※ 参考画像 the colossal edition of AOT

Reddish

またもや名言が。

自分を信じるか 俺やコイツら 調査兵団組織を信じるかだ。
(Believe in yourself... or believe in me and them, the Survey Corps.)
俺にはわからない ずっとそうだ...
(I don't know the answer. I never have. )
自分の力を信じても...信頼に足る仲間の選択を信じても......結果は誰にもわからなかった...
(Whether you trust in your own strength... Or trust in the choices made by reliable comrades. No one knows what the outcome will be. )
だから...まぁせいぜい...悔いが残らない方を自分で選べ。
(So, as much as you can... Choose whatever you'll regret the least.)

Bradley

人類側に潜伏する巨人と謎の奇行種などが登場し、ますます先が気になる展開に。それにしても女型の巨人がかっこよすぎる。

自分の勘と仲間のどちらを信じるかの葛藤がよく描けていた。100%の正解なんてない。しかしエレンたちは試練をくぐり抜け彼らなりの答えを模索する。ため息が漏れるほど悲しい結末が待ち受けていたとしても、選ばなければならない時がある。

§7巻
Mathew A. Shember
死中に活を見出す

上手くいったと思った途端、すべてが崩れていく、人が死んでいく。せっかく親しみを持てるようになったキャラたちが・・・

エレンと女型の巨人による肉弾戦は迫力満点だ。そしてなぜリヴァイ兵長が兵長たるのかを改めて再認識できる巻でもある。

JuanTizmo

一体エレンは何度巨人に食べられる(bitten)運命なのだろうか?それともエレンにとっては名誉の勲章(love bite)なのであろうか?
(※ 食べるの<bite>とキスマーク<love bite>を掛けたと思われる)

訓練生時代にアニに教えてもらった格闘術がこんなところで活きてくるとは。それでも女型の巨人のほうが一枚上手だったが。それにしても伏線のちらし方が絶妙だ。これは一コマも気を許さず読んでいかないといけないな。

エレンが女型の巨人に馬乗りになるシーンは官能的でさえあった。ゴア表現だけでなく、エロ表現も出てくるようでは子供に読ませるのは慎重にしなければ。

ペトラ(Petra)の死は心が固まる(petrafied)ほど辛い出来事であった。
(※ 英語「be petrified」は、「石化する/茫然自失の状態になる」という意味です。ここでは、「Petra」をもじって、"petrified"を"petrafied"にしているようです。要するにダジャレです・・・)

Jon Ureña

原作漫画を見事にアニメ化したアニメ制作者には脱帽だ。漫画の一コマ一コマを忠実に再現している。いやそれ以上だ。原作漫画がアニメによって1段階上のレベルの作品にまで昇華されている。下を見ていただければ、私の言いたいことがよく分かると思う。 ライナーとアニ

§8巻
Paula

ミカサの恐ろしいほど美しい瞬間。 ミカサとアニとの対決1 ミカサとアニの対決シーン2

Sarah Hayes

無理。無理。無理。もう耐えられない。無理!諫山は、私を心臓麻痺で殺す気なの?

女型の巨人の正体がアニで、しかも実は壁はクソ巨人(GODDAMN TITANS)でできていたなんて????? いい加減にしろ!進撃の巨人 進撃は大好きだけど、これ以上の劇的な展開をされたら私の心臓が持たない。けどミカサとアルミンのことがますます好きになっちゃった。ゴメンね。アルミン。どんくさい奴(dingus)呼ばわりして!見直したわ!

Mal

「この世界は残酷だ」(The world is a cruel place.) この世界は残酷だ

Kaitlin

やっぱりね!(I KNEW IT!)
やっぱり、ファッキン、そうだと思ってたよ!(I FUCKING KNEW IT!)

どう考えてもあの女型の巨人はアニとそっくりだった。特に鼻が似てた。けど理屈が知りたい。なぜアニなの?巨人に変身できるメカニズムは?

謎が解けた思ったら、また新たな謎がやって来る。どんだけサスペンスなんだ、この漫画は。

解けない謎と終わらない戦い。この何もかも狂った世界において、主人公たちに休息が訪れる日はあるのだろうか?

dania☀

次の巻はどこー? 次の巻を求めてさまよう巨人

海外大手アニメ・マンガ紹介サイト「MyAnimeList(MAL)」より
  • シリーズ総合スコア:8.51/10(2018/06/13)
  • 総合レート投票者数:109486

Tumerking
評価:9/10(Aug 15, 2011)

あえてネット上にレビューを公開したいと思えるマンガ、それが「進撃の巨人」である。もう二度とこのようなマンガには出会えないだろう。

ストーリー:9/10
少年アクション漫画の長い歴史の中で、常に主人公の前に立ちはだかってきた邪悪なモンスターたち。それが悪魔であれ、怪物であれ結末はいつも同じであった。つまりは正義は勝つのである。

しかしそうした何十年にも渡る常識をぶち壊したのが「進撃の巨人」である。しかも美しいほどの優雅さを持って。ただのモブキャラのごとき敵一体(巨人)にこれほどまでに体が震えるほど絶望的な気持ちにさせられたことはない。

読者を心胆寒からしめるという意味においては、デビュー作からすでに完成された領域にある。巨人が出てくるたびに、心臓は脈打ち、手には汗がにじみ出る。彼らはどこからやって来て、どこに行くのだろうか? 解剖学的には食欲が存在しない巨人がどうして人間を食らうのだろうか? 謎は残されたままである。

絵:8/10
正直に言わせてもらう。最初の2巻までは、絵はクソ(shit)である。アクションもごちゃごちゃしてよく分からず、細部も疎かな絵である。特に全身絵は壊滅的である。しかし3巻目入る頃には、スイッチが入ったかのように突如として絵のクオリティーが上がった。6巻では、もう普通の漫画レベルを超える画力を披露していた。

キャラクター:9/10
一人一人のキャラが立っている。「生い立ちを描かずしてキャラクターを描くことに何の意味があるというのだ」が、作者諫山創の人物を描く際のポリシーになっている気さえするほどだ。

この漫画には、中身空っぽの強キャラも、浮かれるほど幸せな子供時代を送ったキャラクターもほとんど出てこない。少年漫画として数えられているが、これほどのダークなテーマを扱っている「進撃の巨人」は、青年漫画と呼ぶほうが相応しいだろう。

仲間の頭が目の前で巨人に食われ、恐怖で歯をがたがた鳴らせる登場人物たち。そうした一人一人の物語や生い立ちが丁寧に描写されている。

総評:9/10
壮大な物語のまだ一部しか我々の前に姿を表していない段階では、10点満点を上げることはできない。しかし信じてほしい。最初の6巻で味わった喜びが今後も続くのであれば、間違いなく10点満点の作品になるだろう。

どうか毛嫌いせずに読んでほしい。「進撃の巨人」を読まずして、漫画ファンとは言えない。とくかく今すぐ読むんだ!

bakahaido
評価:10/10(Jun 13, 2012)

長年の漫画読みなら共感してくれると思うが、一目惚れする漫画というのはそうそう多くはない。しかし驚いたことに私は一目見た瞬間に「進撃の巨人」の虜になってしまった。読んでいて楽しくてしようがない。

ストーリー:10/10
超自然的な存在が出てくる漫画は他にもたくさんあるが、単なる巨人を敵に選んだのはなかなかに面白い。特に何か特殊なスーパーパワーを持っているわけでもなく、ただただ人を喰らい殺すことだけに特化した存在なのが他の漫画の悪役とは一線を画している。その巨人のリアルな存在感は圧倒的なまでの恐怖を読者に抱かせる。

安易な英雄譚ではない。登場人物の誰一人として楽観的な者はいない。しかし百年に渡る巨人という恐怖にさらされてきてもなお、失いかけた希望の灯火を絶やさないために奮闘する人々の物語である。

絵:8/10
個人的にはこの漫画家の写実的な絵柄は好きである。確かに所々に壊滅的な絵があるのは事実であるが、漫画全体の価値を下げるほどではない。主要人物の描き分けも良く出来ていると思う。しかしこの漫画家の真骨頂は何と言っても巨人の不気味さであろう。おぞましいほどに邪悪な絵にはぞっとする。巨人に食われる人々の恐怖に歪んだ顔は、気分が悪くなるほど悲惨である。

キャラクター:9/10
一部に例外はいるが、この漫画に出てくる人物は誰一人として自分はヒーロであるなどといった幻想を抱いてはいない。将来を楽観してもいない。それどころかそれぞれが己の生き方に固執し、時にはわがままでさえある。しかしそれがまたリアルなのだ。

多くの少年漫画では、倒しても倒しても蘇ってくる敵を前にしても、絶望するどころか自信を失うことすら滅多にない主人公たち(「ブリーチ」の主人公黒崎や「D.Gray-man」のアレン・ウォーカー)。しかしこの漫画に登場する者たちは、特別な力や武器を持たない普通の人々である。仲間の死に絶望し、戦いに疲れた兵士たちをリアルに描いている。

総評:10/10
一巻を読んだ瞬間に好きになった作品。もしかしたらただ暗いモチーフの漫画が好きなだけかもしれない。人類の敵である巨人は気が狂いそうになるほど恐ろしい。そして主人公たちは弱い。しかし巨人に怯えながらも、人類のため、自分たちが生きる残るため、必死に戦う姿は感動的だ。

誰にとってもお薦めの作品だ。驚くべき傑作。

***
以上となります。

 

いつもコメントを下さりありがとうございます。励みになります。

一つ前の記事、マンガ『進撃の巨人1-4巻』海外の反応「シガンシナ陥落&トロスト区攻防戦編」に頂いたコメント。

 

2018年6月15日 17:55
名無しのファントムさん
素晴らしい翻訳記事ありがとうございます!
[中略]
あと今回の記事を読んで自分の意見を落としたいなあと思ったのですが
管理人さんが原作をどこまで読んでいるのか分からないので何も言えない!とモゾモゾしちゃったので
良ければ原作の○巻までは読んでるよ、といったことを記事の最後にでも付けておいてもらえると嬉しいです

お気遣いありがとう!
コメント欄でのネタバレに関してですが、管理人に対するネタバレはお気になさらずに。海外のコメントを翻訳する際、嫌でもネタバレコメントを読んでしまうので大丈夫です。

あとは運営方針とまではいきませんが、基本的な原則として、紹介する作品はなるべく原作を一通り読んでから記事に取り上げるスタンスでやっています。「進撃の巨人」も最新巻25巻まで既読済みです。

しかし訪問者の中には未見、未読の方もいらっしゃると思うので、記事で取り上げた該当巻、該当エピソード以降の話をコメント欄でする場合は、ネタバレタグ

Spoiler

内容

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を使って頂けるとありがたいです。

それと、コメントにURLが含まれる場合は、管理人の承認待ちになる仕様のようです。ブログの機能としてそうなっています。先日、URL付きのコメントを頂いて初めて気が付きました(汗

以上、管理人からのお知らせと謝辞でした🙏

 

次巻、マンガ「進撃の巨人」9-12巻「ウトガルド城攻防戦&エレン争奪戦編」に対する海外の反応はこちら。

  • マンガ『進撃の巨人9-12巻』海外の反応「ウトガルド城攻防戦&エレン争奪戦編」









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    • Comments ( 2 )
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    1. By 名無しのファントムさん

      ピクシス司令じゃないが、女型の巨人になら食べられてもいいと思った俺は異端なのかな・・・

    2. By 名無しのファントムさん

      前回のコメにわざわざ返答していただいてありがとうございます!

      自分もレビューの人と同じで
      「自分の力を信じても…信頼に足る仲間の選択を信じても……結果は誰にもわからなかった…」というセリフが好きですね、作品を表す言葉でもあるというか。
      下手な作品がこの台詞を言ったら「でもフィクションなんだから作者の手の平の上でしょ」といった野暮なツッコミが来そうですが、進撃の場合はそれまでに積み上げてきた決して一筋縄ではいかない物語がその台詞に強く説得力持たせていて、特にそこが好きだなって思います。
      どれだけ優秀な兵士でも常に翻弄される側であって場を圧倒的にコントロールできないという。

      [spoiler]
      個人的にそういう視点でいうとアルミンはこの作品の中で特別な位置にいるなあとも思うんですよね。スーパーパワーのある他のエレン・ミカサ・リヴァイたちの見せ場と違って、最小限の犠牲で大きな流れを自分の望む方向へ変える力を持っているというか。この作品だとエルヴィンといった頭脳派キャラも相手を一方的に出し抜いたりはしないので。
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